この記事では「名も知らずネタバレ最終回結末!減殺小説はなろうで読めるのかも紹介!」と題してお送りしていきます。
この作品は、Ωのシングルマザーである女性と、αで医師をしている男性の苦悩と葛藤を描いたヒューマンドラマです。
オメガバースのの世界を舞台にすれ違う2人と、世界観にぴったりな絵も相まって結末が気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- あらすじ
- ネタバレ最終回結末
- 原作小説はなろうで読める?
などについてご紹介していきます。
登場人物の感情が伝わる絵がピッタリの作品です!
名も知らずネタバレ最終回結末!
この作品は、配信済みの8巻で完結しています。
それではさっそくいってみましょう♪
あらすじ
Ωでシングルマザーの彩音は娘の鈴と2人、平穏な日常に幸せを感じていました。
しかし、娘の父親であるαの男性・相馬と再会したことで、そんな平穏な日常は終わりを迎えてしまいます。
オメガバース社会で孤独に生きてきた彩音は再び平穏な日常を手に入れることができるのか…というストーリーです。
衝撃的な始まりですが、オメガバース作品ということを考えて読むと、読後が違うかもしれません。
登場人物
- 七瀬 彩音
23歳でシングルマザーのΩ。
5年前に遅れてきた発情期の際、αの相馬に襲われたことで鈴を妊娠する。
- 相馬
αで彩音が住む町に医師としてやってくる。
18歳の彩音を襲ってしまったが、鈴を診察したことで、彩音と再会する。
- 七瀬 鈴
彩音と相馬の子ども。
母親である彩音のことが大好き。
3人は果たして幸せな生活を手に入れることができるの?
絶望の先にあった幸せな日々
18歳の彩音はバイト帰りに遅れてきた初めての発情期を迎えてしまいます。
駆け込んだ工事中の公園で耐えていた彩音ですがそこに現れたαの男性に襲われ、うなじを噛まれたことで強制的に番となってしまいました。
子どもができたらどうしようと不安に駆られる彩音ですが、頼れる人は誰もいなかったのです。
そんな絶望の中、自分が妊娠していることを知った彩音は、その街を出てシングルマザーとして鈴を育てていました。
孤独に生きてきた彩音にとって、鈴との生活は穏やかで幸せを感じられるものでした。
5年前の記憶と番の存在に怯えながらも、Ωの友人の支えもあって幸せを感じられるようになっていたのです。
Ωであることと、若くしてシングルマザーであることで大変なこともありますが、彩音は一生懸命に生きていました。
しかしある日、体調不良の鈴がかかった病院で一番会いたくなかった人物に再会してしまったのです。
前半は彩音視点でストーリーが展開していきます。
絶望の元凶との再会
鈴の体調が悪いと連絡を受けた彩音は、病院に駆け付けます。
いやな予感を感じていた彩音ですが、診察室に入った瞬間その予感は的中していたと思います。
眠る鈴を抱いていた医師は、5年前のあの日、自身を襲ったαの男性でした。
相馬と呼ばれるその医師は、彩音に鈴が自分の子どもではないかと聞きます。
違うと否定し、5年前のことをばらされたくなければ街から出て行ってほしいという彩音は鈴を連れて逃げるように帰っていきました。
しかしその後、相馬は鈴に自分が父親であることを話してしまいます。
目を覚まさない彩音を心配した鈴が、病院に助けを呼びに行った結果、相馬が家に来てしまっていたのです。
彩音が眠っている間に鈴に自分が父親であることを話した相馬は目を覚ました彩音に鈴を渡すか、3人で暮らすのか選ぶようせまったのでした。
相馬がめちゃくちゃ悪者に見えるけど、どうなんだろう…
すれ違う彩音と相馬
彩音は、相馬と鈴との生活を選びました。
しかしそれは同時に、5年前の恐怖と絶望を思い出させることとなってしまったのです。
父親との生活を喜ぶ鈴と、相馬との間で板挟みになってしまった彩音は、再び鈴との2人の生活を手にしようと、相馬を陥れる計画を立てるのでした。
一方相馬は、5年前のあの日、彩音を傷つけたことに対してずっと後悔していました。
相馬は、あの日以前から彩音を知っていたのです。
彼女に一目ぼれしていた相馬は、いなくなった彼女をこれまでずっと探していました。
相馬は鈴を盾に脅すように彩音との同居を始めましたが、本当は、彩音のことを大切にしたいと思っていたのです。
実際、鈴に対してと同じように、彩音に対しても気遣いを見せていたのです。
そんなことを知らない彩音は、相馬から逃げるための計画を実行に移します。
相馬を誘惑し、身体を重ねるよう仕向けた彩音でしたが、計画達成の瞬間、相馬はこんなつもりじゃなかったと泣いていたのです。
すれ違う2人がもどかしくも悲しい。
相馬の本当の気持ちが彩音に届く日がくるといいけど…。
5年前の真実と彩音の想い
彩音は5年前の真相を知ることになります。
相馬から離れてほしいと、彼の父親が現れたのです。
相馬は5年前のあの日、自分を傷つけてまで理性と戦い続けたにもかかわらず、彩音の誘惑によって襲ってしまったことを後悔していました。
謝罪をするため、あらゆる手を使って彼女を探していましたが、引っ越してしまった彼女を見つけるには時間がかかってしまったのです。
相馬の後悔とあの日の真実を知ってしまった彩音は動揺します。
彩音あの日襲われたと思っていましたが、本当は自分が誘惑していたことを知り、鈴を連れて相馬の元から逃げ出してしまいます。
その後、鈴と2人で転々としながら4カ月の月日が経っていました。
相馬が実家の病院を継ぎ、海外へ行くと知った彩音は、逃げる日々に終わりが来たと思い、5年前のあの日の公園に来ていました。
彩音は相馬の想いと真実を知ったあとに公園に来たことで、さまざまな感情から鈴と2人で泣き出してしまいます。
するとそこに相馬が現れたのです。
諦めず彩音と鈴を探していた相馬は、再び一緒に暮らさないかと彩音に話します。
自分の気持ちに気づいた彩音は相馬の提案を受け入れ家族3人で暮らすことを選んだのでした。
諦めなかった相馬と、葛藤しながらも真実を知った彩音が決断できて良かった♪
名も知らず原作小説はなろうで読める?
小説家になろうで原作小説を読むことはできません。
残念ながら、この作品に原作小説はありませんでした。
ヤナギナギ先生の原作描きおろし作品となっています。
ですので、どの小説投稿サイトでも原作小説を読むことはできません。
この作品が楽しめるのは漫画だけとなっています。
世界観と作画がピッタリですので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね♪
原作小説はありませんが、2024年12月24日に単行本の発売が決定しています♪
気になる方はそちらもチェックしてみてください!
名も知らずネタバレ最終回結末!原作小説はなろうで読めるのかも紹介!まとめ
ここまで「名も知らずネタバレ最終回結末!原作小説はなろうで読めるのかも紹介!」と題してお送りしてきました。
オメガバースの世界観と登場人物の想いが複雑に絡み合ったヒューマンドラマであるこの作品ですが、最後はハッピーエンドを迎えます。
大人の事情に振り回されてしまった鈴も平穏な日々が戻ってよかった♪
孤独に生きてきた彩音が真実を受け入れ、幸せな生活を手に入れることができて良かったと思います。
原作小説がないため、楽しめるのは漫画だけとなっていますが、世界観にピッタリな絵ですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
以上「名も知らずネタバレ最終回結末!原作小説はなろうで読めるのかも紹介!」でした。
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