外道の歌完結ネタバレ!感想やカモ・國松は死亡したのかも徹底解説!

外道の歌完結ネタバレ!感想やカモ・國松は死亡したのかも徹底解説!

「外道の歌」は、渡辺潤先生によるサスペンス漫画で、『善悪の屑』の続編として展開された作品です。

本作は、法で裁けない悪を制裁する”カモ”こと鴨ノ目武とその相棒・”トラ”こと島田虎信が織りなす復讐劇を描いています。

衝撃的な展開と登場人物たちの複雑な背景により、多くの読者を魅了し累計発行部数を伸ばし続けたこの人気漫画で、ダークな展開とキャラクターたちの葛藤が話題を呼びました。

主人公のカモや國松の運命がどのように描かれたのか、最終回で明かされる真実とは?彼らは生き延びたのでしょうか?

心に深く刻まれるそのラストに、驚きと感動が交錯し、物語の中核を担うカモと國松、その壮絶な運命は読者の心を激しく揺さぶります。

今回は人気漫画「外道の歌完結ネタバレ!感想やカモ・國松は死亡したのかも徹底解説!」をテーマにお伝えします。

目次

外道の歌完結ネタバレ!

物語の主人公は「カモ」と呼ばれる復讐屋で、彼は依頼を受けて悪人たちに制裁を加えます。

カモの過去には、妻と娘を殺された悲劇があり、その復讐心が彼を復讐屋へと駆り立て、法では裁けない悪人たちに対して、容赦なく制裁を加える姿が描かれています。

あらすじ

漫画「外道の歌」は、渡邊ダイスケ作の『善悪の屑』の続編で、社会の暗部を鋭く描いた復讐劇です。

主人公・鴨ノ目武(カモ)は、表向き古書店を経営しながら、裏では「復讐屋」として活動。

妻子を惨殺された過去を持つカモは、犯罪被害者からの依頼を受け、法では裁けない悪人たちに独自の制裁を加えていきます。

相棒の島田虎信(トラ)と共に行動し、綿密な計画と非情な手段でターゲットを追い詰めます。

一方で、カモの叔父で刑事の鴨ノ目美咲や周囲の人々が絡むことで物語は複雑な展開を見せ、正義と復讐、倫理の境界を描く本作は、人間の本性や社会の矛盾を深く問いかけます。

登場人物

鴨ノ目 武(カモ)

主人公「鴨ノ目武」は表向きには古書店「カモメ古書店」の店主だが、裏では復讐屋として活動。

かつて妻子を惨殺され、その復讐を遂げた後、同じように法で裁けない被害者たちを助けるため復讐を代行するようになります。

冷静沈着で計画的、正義感が強いが、復讐を通じて人間的な葛藤も見せています。

島田 虎信(トラ)

カモの相棒で復讐屋のパートナー。

豪快で大柄な体格と粗暴な性格が特徴。

カモとは異なり、短絡的で感情的になる場面も多いが、犯罪者への制裁においては強い忠誠心を見せる。

カモとは正反対のキャラクターながら、絶妙なコンビネーションを発揮しています。

鴨ノ目 美咲

カモの叔父であり刑事。

正義感が強く、法の枠内で犯罪者を追い詰めるが、カモが復讐屋として活動していることを薄々感じ取っている。

捜査を通じてカモの行動と衝突する場面も多いが、彼自身も法の限界に疑問を抱いている。

ユキ

カモとトラの仲間で、復讐屋の一員。

物語中盤で登場し、復讐の手助けし、過去に自身も凄惨な事件の被害者となった経験を持ち、復讐に対して強い共感を抱く。

冷静で頭脳派の一面を持ちながらも、時折感情的な行動に出ることもある。

國松義忠

本名は厚木考臣、かつて「大瀧鳳仙」という名前で知られ、カルト的な集団を作り上げていました。

この集団は、彼の指導のもとで活動しており、国松は人心掌握に長けた人物として描かれています。

国松の本名は「厚木孝臣」とされておりますが、この名前すらも偽名である可能性が示唆されています。

彼は、戸籍の偽装を繰り返し行い、実態を掴みにくい人物として暗躍していました。

外道の歌完結ネタバレ|鴨ノ目武カモ)の過去

カモは復讐屋を始めたきっかけとして、過去に妻子を惨殺された悲惨な経験を持っています。

彼の家族を殺害した犯人は、法で裁かれず社会でのうのうと暮らしていました。
カモは独自の調査と計画で犯人を捕らえ、自らの手で復讐を遂げます。

この家族の復讐が彼の「復讐屋」としての活動の原点であり、同様の境遇に苦しむ被害者を救おうとする強い動機になっています。

家族を失った彼の深い悲しみと怒りが、彼の行動を支えています。

外道の歌完結ネタバレ|國松厚木(くにまつ あつぎ)の正体と残虐性

國松は物語の主要な敵役であり、冷酷で非常にずる賢い犯罪者です。

彼は「大瀧鳳仙(おおたき ほうせん)」という別名でカルト的な活動をしており、過去に幹部信者を集団自殺させた凶悪な経歴を持っています。

また、國松は法の網を巧みに潜り抜けながら、犯罪を繰り返します。

國松の行動はカモたち復讐屋を追い詰めるだけでなく、カモたちの存在そのものを揺るがす危険な存在として物語の緊張感を高めます。

外道の歌完結ネタバレ|カモとトラの絆の試練

物語が進む中で、カモとトラの関係にも亀裂が生じる場面があります。

復讐の手法や正義の在り方を巡って二人の間で意見が対立し、一時的に疎遠になることもありました。


しかし、最終的には共通の敵である國松を追い詰める過程で再び絆を深め、互いの信念と行動を尊重する形で協力していきます。

外道の歌完結ネタバレ!カモや國松は死亡した?

「外道の歌」最終章では、カモとトラがこれまでの因縁や罪と向き合う場面が描かれます。

特に、國松との対決は物語の核心を成し、彼らの復讐劇がいかに終結するのかが注目されました。

國松は警察とも繋がりを持つ大物であり、これまで数々の悪事を重ねてきたキャラクターです。

カモにとって、彼との決着は個人的な復讐以上の意味を持つものでした。

カモの結末

「外道の歌」の主人公、鴨ノ目武(カモ)は、最終的に命を落とす結末を迎えます。

彼は復讐屋として数多くの極悪人を裁いてきましたが、物語の終盤で國松厚木(くにまつ あつぎ)を信奉する梅沢によって致命傷を負わされます。

その後、誰もいない場所にひっそりと身を隠し、静かに息を引き取りました。

彼の死後、営んでいたカモメ古書店は相棒のトラに引き継がれ、カモの家族の写真とともに彼のサングラスが仏壇に供えられるシーンで物語は締めくくられます。

國松の結末

國松は、物語の終盤で主人公の鴨ノ目武(カモ)によって撲殺されます。

カモは國松のもとを訪れ、対話を試みる國松を無視して、トンカチで彼を撲殺しました。

その後、カモ自身も國松の手下に刺され、孤独な最期を迎えます。

この結末は、復讐の連鎖とその虚しさを強調するものとなっています。

國松のモデルとなった人物

「外道の歌」に登場する國松は、実在の人物ではなく、渡邊ダイスケによるフィクションのキャラクターです。

この作品は、復讐をテーマにしたクライム・バイオレンス漫画であり、國松はその中で重要な役割を果たしています。

彼は友好的な見た目に反して恐ろしい一面を持つキャラクターとして描かれています

外道の歌完結まで読んだ感想!

事件自体はとても悲しく辛く目を覆いたくなるものばかりですが、遺族なら犯人に同等かそれ以上の苦しみを味わせやりたいと思うと思うので、読後はスッキリです。
昨今のニュースを見てても、理解できない、納得のいかない事ばかりで、どなたかも書かれていましたが実際にこんな復讐屋がいたらいいな、とまで思ってしまいました。

本作品の前に、題名違いの 善悪の屑 から読んでみてください。
ストーリーはその続きです。
他のレビューの通り、読んだあとは気持ちの良いものではありません。

前作からも含めた感想ですが、こう言う犯罪が一定数起きていることは事実。
少年法や今の法律で完全に被害者が、その家族が納得行く結果が出ない事にいつも疑問

ほぼ、抑制になってない気がする。
懲罰も、内容を見直し、シャバに出すなら徹底的に教育するべきではないかと思う。

それに近い考えを持つ人たちが沢山居るからこそ、この作品を支持し共感する読者がいるのだと思う。

昔、見ていた時代劇でシリーズものが有りました。…親や子供を無惨にされた家族が、仕事人に金銭を渡して仕返しをしてもらう話…どれもが理不尽な事をされて結果家族を失う…思わず目を背けたくなる内容でしたが、犯人達が1人1人、復讐の為に同じ事をされると何故か「やった!当然だ!」という気持ちになりました…。
この話もそれに近い思いで読みました。思わず胸糞悪い描写も有りますが、その後の復讐を見ると、同じ事されて当然だ!と思いました…しかし…いくら復讐をしても亡くなられた人は戻らないのですが…
続きを楽しみにして居ます。

前作「善悪の屑」から読んでますが、「善悪の屑」は法の網目から逃れた犯罪者達に罰を与える話がメインだったと思います。

ですが、本作品「外道の歌」は、前作に出てきたキャラクター達の過去や、本作品に新たに出てきた犯罪者や一般の人に焦点をあて、一人ずつ掘り下げて描かれいるのかなと思います。

つまりは、前作は「罪と罰」が描かれていたのに対し、本作は「人間」そのものが描かれているのかと思います。

人間とは一体何なのか?

何故、この世には理解し難い犯罪者が生まれ続けるのか?

この「復讐」に終わりは来るのか?など、今後の展開が気になる作品です。

暗い話が多いですが、時折見られるカモさんやトラさんの「家族」がコンビニやテレビゲームで繰り広げる話は微笑ましく、カモさんの意外な面も知れて、読んでて救いになります。

外道の歌完結ネタバレ!感想やカモ・國松は死亡したのかも徹底解説!まとめ

「外道の歌」は、カモとトラの壮絶な復讐劇を通じて、正義と悪の境界線や人間の本質について描いた作品でした。

その結末は悲劇的でありながらも希望を感じさせるもので、多くの読者に強い印象を残しました。

「外道の歌」は、単なる復讐劇ではなく、人間の善悪や正義について深く考えさせる作品です。

最終章では、登場人物たちが自らの行動やその結果に向き合い、読者に正義とは何かを問いかけていますよね。

現実社会でも法では裁けない悪事が多数存在します。

たしかに、今回ご紹介した「外道の歌」のカモとトラのように法で裁けない悪人に復讐したい気持ちは皆さんあると思います。

しかし、復讐が本当に正しいのか?と考えさせられる作品でもありました。

物語の結末については、読者の複雑な心境も残す作品となっていますよね。

以上、「外道の歌完結ネタバレ!感想やカモ・國松は死亡したのかも徹底解説!」でした。

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次